ゆうくりつと算数教室

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算数超難問①にチャレンジ 【新たな分け方検討編】

前田先生の「算数超難問①」のチェレンジの続編です。 

 最近、この問題を見直しましたので、その結果を記載します。

※それにしても、この問題が投稿されたのは2月だったのですね。

そして、前のブログ記事を書いたのも半年前です。

今回は、この記事の続きになります。

 塩と錘(おもり)の置き方について

前回との違いは、下記例3の置き方を新たに検討した点になります。

おさらいを含めて、塩80gをだいたい半分にする方法を例1~例3を用いて記載します。 

 

例1 塩をちょうど半分にする場合

手順としては、左皿と右皿に40gづつ乗せます。

 f:id:yuukuritsuto:20200906012733p:plain

この手順は特に問題はないかと。

 

例2 錘を利用して2g差に分割する場合

手順としては、

1.左皿に錘2gを載せる。

2.手元の塩80gをバランスが取れるように載せる。

 f:id:yuukuritsuto:20200906013302p:plain

この手順も特に問題はないかと思います。

 

例3 錘を利用して4g差に分割する場合

手順としては、

1.左皿と右皿に塩を半分づつ乗せる(天秤のバランスを取る)。

f:id:yuukuritsuto:20200906013614p:plain

2.左皿に錘2gを乗せる。

3.左皿から塩2を取り出す(天秤のバランスを取る)。

f:id:yuukuritsuto:20200906013724p:plain

これにより塩80gを、塩38g、塩40g、塩2gに分けることができ、

結果、塩38gと塩42g分けることができる。

f:id:yuukuritsuto:20200906013803p:plain

この例3は、一度バランスした後に、再度、操作をしてバランスを取るためこれを1回と判断していいかどうかですが、問題には記載されていない天びん1回の定義によります。(この問題を進める上で疑うべきポイントの一つと考えます。)

 

本来であれが、例3の分け方が有効であるかどうかを確認してから進めるべきですが、先に有効である場合の結果を記載したいと思います。

 

 例3の分け方に採用した場合に可能な解答

例3の分け方を採用することにより計れる塩のg数の種類を増やすことができます。

結果としてこの問題の解答に塩80gを与えることができます。

塩の分け方は下記になります。

f:id:yuukuritsuto:20200906030930p:plain

 

まとめ

(1)新たな塩の分け方(例3)を検討した。

(2)新たな塩の分け方(例3)が採用可能であれば、この問題の解答として塩80gを与えることができる。

 

P.S.

一週間に一度くらいこの問題を思い出します。